写真掲載版
デュモルチェライト・クォーツ(Dumortierite Quartz) [鉱物]
2014年冬から話題沸騰中のデュモルチェライト・クォーツ(ブラジル産)を昨日手に入れました。
私のHPにもアップしましたよ。
青紫のデュモルチェライト(Dumortierite)の針状結晶が水晶に内包された物なのですが、デュモルチェライトの単結晶自体が大変珍しいものである。
同時に、採掘量がかなり少ないということもあり、今後値上がりする可能性があります。
水晶は基本的にスリガラス状で、類似の物としてホランダイト入り水晶や蛍石入り水晶(いずれもマダガスカル産)をイメージすれば分かりやすいと思う。
デュモルチェライトの内包の仕方はいくつか特徴があるらしく、
水晶表面を覆うタイプ
針状結晶が水晶表面もしくは根元付近に内包されるタイプ。
ルチルクォーツのようにデュモルチェライト接触面で、オケナイトのように針状結晶が放射状に広がっているタイプ。
の3種類くらい特徴がある。
特にオケナイトのような放射状に広がっているタイプは見応えがあり、憧れるのですが、値段が少なくとも5万以上するので困り者です。
1stポケットは採り尽くされており、2ndポケットを掘っているらしい。
値段が下がるのを期待する。
未研磨品、全面磨き、タンブル、ビーズと既にいろいろ商品がでているが、正直、タンブルとビーズはあまりいい色を出していない。それなら、デュモルチェライトの固まりを磨いた方が良い。
全面磨きは、オケナイト様放射状結晶のあるタイプ(まりもタイプなんて言われているようだ)にはうってつけ。
今回はうん千円クラスの未研磨品。店主情報で1stポケットであるとお墨付きをもらった。タイプは、針状結晶が表面付近で内包されているタイプ。
まずは全体像。高さ22mm,直径8-9mmくらい
さて、ぐりぐりまわしてみましょうか。
次にデュモルチェライトの拡大写真
うーん、見事な針状結晶。2枚目の拡大写真は一応、放射状になっている物があります。
しかし、なんと美しいブルーでしょうか。
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