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Bike Friday - New world tourist 丈夫な折り畳み自転車 [自転車]

訳あって、クロスバイクを失ってから早10ヶ月。ようやく新しい自転車を手に入れました。

Bike Friday ブランドのNew world tourist というモデルです。

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ーBike fridayに決めた理由ー

Bike fridayはアメリカのGreen Gear Cycling, Inc. という会社が製造している自転車で、スチール(クロモリ)を自社でカット&溶接で組み上げ、塗装、各種コンポの取り付け、発送まで行われています。


なぜ、この自転車にしたかというと、下記たくさんのチェックポイントを合格したからだ。



1、折りたためてコンパクトに収納できる(小型車の荷台に詰め込める。BFはスーツケースにも収まる*16インチ輪行袋にも入る)

2、体重が重くても大丈夫 (日本では耐荷重量が明記されていないことが多い。折りたたみ自転車は概ね80kg くらいまでを想定しているようだ。体重90kgのおデブでも安心して乗れるものはなかなか無い。なお、BFは105kgでもOKとのこと)

3、スチール(クロモリ)製フレーム (アルミ製は衝撃の伝わりが硬くて、少し嫌になっていた。スチールは柔らかくて粘りがあるため、衝撃は少しマイルドになる。ちなみに、アルミは軽いが、強度が低いのでスチールと同様の強度をだそうとすると、分厚くなってしまい重量がスチールと変わらなくなるとのこと。なお、BFはクロモリのスチールで製造している。)

4、クロスバイク以上に走れる(ロードに簡単に抜かれたあの悔しさは忘れない・・・少なくともクロスぐらいの性能は欲しい。BFは見た目よりは早く走れると評判。でもやっぱり、あくまでミニベロ。ロードには敵わない。)

5、デザイン(最近の折りたたみのメインフレームはエビの背のように曲がっているデザインが多い。ちょっと気に食わない。New world touristはリアが三角でメインフレームは真っ直ぐで美しい。)

6、値段 (贅沢にも20万程度。折りたたみは普通のロードより構造が複雑で、一定の強度を出す必要があるため高い。New world touristは送料込みで25万程度を見積もろう。基本モデルはBromptonとあまり値段は変わらない。が、為替レートの変動がある。運賃も高く、良いヘルメットが買えるほど。パーツのアップグレードでいくらでも値段が高くなる。)



ーBike Friday 以外の候補として、参考までにー

DAHON たくさんの種類のモデルを展開。アルミメイン。耐荷重不明なので、パス。

tern  見た目かっこいい。アルミメイン。2020年新モデルBYBシリーズはBrompton並みに小さく折りたためます!早く知りたかった。Max weight 105kg。

BROMPTON イギリスで手作りされるスチール製。折りたたみ性能ピカイチ!ちょい腰折れデザインかつ、現物を見たとき、「重い」印象を受けてしまったので、泣く泣くボツにさせてもらいました。タイヤサイズ16インチのみ。ポタリングに向いている。耐荷重(体重制限)110kgと言われる。

KHS  F-20シリーズ 一番かっこいいと思ったデザインです。フレームはスチール、フォークはアルミなど組み合わせ。リアサスがあるのが特徴。ただし、体重制限80kg。ナンテコッタ><

モールトン(Arex Moulton) 自転車乗りの先輩が教えてくれたブランド。目が飛び出るほど高い。真っ二つに分解できるモデルがある。が、折りたたみがない。特殊なサスペンションと東京タワーのような金網型のフレームが特徴。イギリスのアレックスモールトン博士の開発によってミニベロで伝説的な速度80km/h越えを果たした。博士は折りたたみはBromptonに任せて、ミニベロの究極を作り出した。メインフレームはスチール。

ブリヂストンモールトン 販売中止になりました。モールトンの特殊なサスペンションを利用してブリヂストンがデザインした自転車。分割式。


うーん、どれも魅力的でしたが、概ね、デザインと耐荷重と値段で切り捨てました。


ーBike fridayのいいところー

頑丈さ! 体重制限105kg 。グレードアップで110kgまでOK。モデルによっては最大149kgまで。荷物運びのカーゴが取り付けられるモデルは230kgまでOKと、もはや業務用です。

オーダーメイド(カスタムオーダー) メインフレームの長さ、シートポストの長さ、ハンドルの位置調整、色の選択、残りのコンポーネントも自分好みのパーツをオーダーできます。

ディーラーで、試乗できる。初心者は自分の体にあったサイズ感がわからないことが多い。でも、ディーラーで試乗車を用意できるお店ならサイズ感、乗り心地も確かめられる。

デザインが気に入った。色に関しては、単色のみが基本ですが、オプションでツートンカラーにできます。一部の特別なカラーは焼成を2回行う関係で追加料金が必要です。私は予算を抑えて基本色にしました。


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コンパクトに折りたためる。


ーちょっとイマイチなところー

・オプションパーツの在庫切れなどで細かい変更がよく発生する。ディーラーで注文すれば、細かい変更に対する交渉をディーラーさんがやってくれるはず。 交渉ごとにも、英語にも強い人は直接Green gear cycleから直接購入できますよ。

・仮注文→注文確定→製造→輸入→納車 この手順で2ヶ月以上! オーダーメイドゆえ、致し方なし。

・10kgはあるので、輪行の際は結構重い。



ーNew world tourist - WEEKEND WARRIOR (週末戦士)モデルー


Bike fridayのオーダーの仕方は他のサイトさんが詳しいので、割愛するとして、私の場合はどうだったかを話しします。


まずは、Bikefridayサイト内で、どのモデルが目的に合うのか下調べしました。

とりあえず、旅行・ツーリング目的で、タイヤの選択肢が多そうな、New world touristを選択。

New world tourist の中でも、いろいろモデルがあって、最もスタンダードで安価な[2019 NWTourist Weekend Warrior]なるモデルを第1候補にしました。Weekend warrior ??  週末の戦士? ああ、日曜大工的な?


さて、近場のディーラーはと、調べたところ、東京のehicleにお世話になることになりました。

綺麗な店内をウロウロ、じろじろ。おー、Pocket roketだ、これがNWtouristか。

早速、店員に声を掛けられて、Bikefridayに興味があるんだけど・・・試乗させてください。


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ehicleの店舗 左上の店名がちょっとしたオブジェになっていて素敵。


実のところ、折りたたみの試乗が今回初めてでした。Bromptonなどは他の店で見て、触ったり、持ったりは出来たのだけれども、試乗は勇気が出なくて試してなかったのだ。

試しに超小径タイヤの自転車に乗ってみたところ、ハンドルがクイックすぎて恐怖を感じた。長らく、700cタイヤの恩恵を受けていたため、あまりのクイックさに度肝を抜いた。小さい頃、自転車特訓でいかにバランスをとるかに苦心していたころを思い出した。思えば、子供用タイヤは小さいし、もしかすると、結構クイックだったのかもしれない。

ということで、まんまと20インチタイヤの素晴らしさを再確認し、いよいよオーダーへ話しを進めた。

仮注文でNWTourist 週末戦士にして、オーダー確定までの流れを確認した。身長・股下寸法からBikefridayが独自のメソッドにより、フレームサイズを出してくれるらしい。(すでに普段からロードバイクの各寸法を知っていれば、その値を記入することで、Bikefridayが適切に変換してくれる)*ちなみに、Weekend warriorの意味を調べたところ、「週末など休日に、スポーツなどに打ち込むこと」らしいです。

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ehicle 店内 フレームが所狭しと並んでいる。これは2019年6月中旬に2回目に訪問したときの光景。模様替えしたとのこと。


次の週、早速、BFから出てきた寸法を元に試乗車を調整して、試乗させてくれることに。

最初は、かなりアップライトで、シートポストも高く、あまりにハンドルが近すぎて、なるほど、腕と脚の長いアメリカ人体型なら合ってそうな気がした。

あまりに違うので、「もっと前傾姿勢で乗りたい」と再調整を希望。


実は、「自転車の教科書」の「おじぎ座り」を引用したサイトのページを読んで、納得&トライしたくなったのだ。

正直、クロスバイクからロードバイクへ=アップライドから前傾姿勢=バーハンドルからドロップハンドルへの大きな変化に尻込みしていた。この調整試乗を利用して、徐々にかつ、ドロップハンドルに慣れてしまおうという思いもあった。


遠慮なしに、調整&試乗を繰り返し、どんどん前傾姿勢へ、ついにハンドルステムの長いのも無くなり、今度は、メインフレームの長さを長くした。ちなみにBikefridayはOSATAモデルというメインフレームの長さを調節できる自転車がある。試乗車にぴったり。

そして、いつの間にかドロップハンドルも慣れてきて、ある程度ベターなポジションも判明。

ただ、NWT 週末戦士 じゃなかった、NWT Weekend warrior はバーハンドルがメイン。

週末戦士じゃないSTIドロップハンドルのモデルはプラス$345.00に値上がり。為替レートをかけると、ちょっと予算が・・・

そこで、ehicleの経験が炸裂。 バーハンドルの週末戦士モデルで輸入して、STIドロップハンドルは国内パーツで用意して交換してしまうというアイディア。

試算してみると、安く済むことが判明。さすがである。


各パーツの明細表を見せてもらい、1つ1つ丁寧に説明を受けて、変更部分を確認して、この日は終了。


次の週  前傾姿勢の限界に挑戦。メインフレームも最長にしてもらった結果、腰が痛くなり、結局先週と同じポジションになった。そして、この日は長いあいだ悩んだ、自転車の色を確定した。Sky Blue Sparkleという空色だ。本当はSapphire blue candy とひどく悩んだが、予算の都合で断念した。ちなみに空色は色占い的には、新しいことへの挑戦や、今ある場所からの脱出、開放感といったものがあるそうです。まさに空飛ぶバイク Bike Fly dayな感じで内心よかったと思っています。


その後は、メール上で、ステムライザーSOSタイプは残念なことに黒色のみだという話が、メインフレームに合わせた色に変更されたり、部品の数が違ったり、その他細かい値段変動についてBikeFridayとehicleの水面下の交渉が続き、なんとか当初の見積もりどおりの価格に収まってオーダー確定となった。


ちなみに、Bikefridayは完成車で納品することが主だが、ディーラー経由での注文なら、ペダルやサドル無しで輸入できます。中にはディーラーで完成を確認することを条件にフレームのみ輸入することも可能らしいです。


あとは、ひたすら待ち、2ヶ月後、サドルを持ちこみ、納車に至りました。


ehicleの店長さん及びスタッフの皆様、感謝いたします。




ここからおまけの写真。ehicle店舗内のBFのフレームの色をアップ撮りしたものを貼り付けておきます。

私も含め、多くの人が色選びに苦慮していると思ってのことです。キラキラ具合も参考になればとおもいます。

全ての色は載せていません。




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Black Diamond キラキラしている。


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Ink Black キラキラしていない。


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 特別カラーのグレイ(正式名称は店員に確認ください。)

キラキラしていない。


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Enno Orange  少し弱めにキラキラしている。


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Racing Green  ほぼ黒色ですが、強い光をが当たれば暗い緑色が確認できます。


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Cream Soda Blue


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Gaylynn Pink


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Flag Red


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Sky Blue Sparcle 


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Green Gear Green (Green gearはbikefridayの会社名から来てます)


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Sapphire Blue



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