写真掲載版
白いキウイ
白いキウイがニュージーランドで誕生した。キウイというのはいわゆる飛べない鳥で夜行性で素早く移動する鳥で、その姿とよく似ているから「キウイフルーツ」と名付けられた果物はよくご存知だろう。普通、キウイは茶色い羽なのだが、今回白い羽のキウイが誕生した。遺伝的な欠損で生じる「先天性色素欠乏症」=「アルビノ」=「白化個体」というわけではないようだ。たまに見かける白い羽のハトみたいなもののようだ。キウイは飛べない鳥で、体もバスケットボールほどしかないので、野生化した犬に食べられてしまい、数が減少していて、絶滅が心配されている。人工飼育下でキウイの繁殖をニュージーランドの各保護団体、動物園で試みられている。その人工飼育で誕生した中で白いキウイは大変珍しいとのことでニュースになった。日本の大震災の少し前、ニュージーランドでも大きな地震が発生、復興とともに明るい話題として白いキウイが有名になったようだ。ちなみに銀色の葉を持つシダをニュージーランドの象徴としてあちらこちらでマークが見かけられる。観光と環境を組み合わせて発展して行こうとするニュージーランドの取り組みを日本でも参考にしていったらよいのではないかと個人的には思う。
コメント 0