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XLR8 90年代のクランク [自転車]

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フリマサイトでオールドパーツのクランクを手に入れました。

オールドといっても、1990年代のもので、マウンテンバイクが大流行りした時期の製造です。

私もその頃は小学生で、安物なんちゃってマウンテンバイクを買ってもらってブイブイ言わせてた頃です。

坂道を下っていて、何を思ったのか、前輪に右足をぶらぶらしていたら前輪とフォークの間に足が巻き込まれ、前輪ロックand体ごと一回転して、コケた記憶があります。自転車も体も無事で、コケた時に少し肘を擦りむいた程度だったので綺麗に一回転したのでしょう。その様子を目撃した人が目を丸くしてたのをみて恥ずかしかった記憶があります。

話を戻すと、今調べても1990年代は世界的なマウンテンバイクブームだったようで、マウンテンバイクにも軽量なアルミパーツが開発されていったようです。

今回紹介するクランク、XLR8ですが、エクセラレータと呼ぶらしいです。

Clark Kent bikesというアメリカ、コロラド州、デンバーにあったガレージメーカー(日本ではビルダーの店と言ったところ)のブランドの中で作られた物です。クラーク・ケントといえばスーパーマンですが、実際には無関係で、Pat Clark と、Dean Kentの2人のビルダーの名前からとったもので、スチール、チタニウムフレームのマウンテンバイクやロードバイクを作っていたそうです。特にClarkさんはDenver spokeという地元では有名なパーツ会社のオーナーだったそうです。

Clark Kent bikeは1989年創業し、1996年には廃業してしまいました。その短い作成期間の中で、XLR8クランクが登場したのが1994年頃からのようですが、イマイチ調べきれませんでした。

XLR8クランクアームの特徴である、刀剣のような形はどうやら3回以上ロゴが変わったようです。最初はクランクアームにClark Kent の文字が彫られ、後に「XLR8」(XLR8 Clark Kent)となり、今回紹介した「XLR∞」のような8が斜めになったロゴに変わりました。

このクランクのスパイダーのPCDは130mmなので、マウンテンバイクというより、ロードバイク用のようです。

CNC旋盤で削り出したのは確かなようで、削り出しの美しいパターン模様が残っていました。

スパイダー部分は一応交換できるようですが、私の物は超固くてスパイダーが外せませんでした。ネジ式か、圧着かも不明。

スパイダーを留めるネジは4番アーレンキーで外せました。鉄製です。

気になる重量は415gでした。シマノFC-7410が430gでしたので、穴あきスパイダーの分だけちょこっと軽いです。

まあ、Liteproの390g級には届かないですが。

Qファクターの参考になるか分かりませんが、クランク根本から、ペダル根本まで38mmほどでした。

特段狭いというわけでも広いわけでも無さそうです。測り方はクランクをフローリング床に押しつけて、床とペダル穴付近の高さを定規で測るというもの。

L字定規を使っても同じようなことができます。

ちなみにシマノFC-7410は35mmでした。

チェーンリングの位置はクランク根本から9〜12mmほどでした。シマノFC-7410とほぼ一緒です。

シマノFC-7410の推奨ボトムブラケットの軸長が103mmなので、JIS規格なら、103mmか、107mmあたりの軸長でチェーンラインはちょうどいいはずです。(ロード、シクロクロス、ロードグラベル系)

マウンテンバイクはリアの幅に合わせてBB軸長をきめてください。

少しおさらい。ISO規格の軸は少し細長く、JIS規格の軸は短くやや太め。勾配はどちらも2°。BB軸がJISならほぼどちらの規格のクランクでもハマるはずですが、沈み込みぐあいは違うのでチェーンラインとボルトの締め付けトルクに注意です。

あと、このXLR8クランク、シングル専用でした。そのくせ、シングル用チェーンリングフィキシングボルトでも1mmスペーサが必須という(笑)。現代のチェーンリングが薄いのかな?

ああ、そういえばチェーンリングによっては2枚目3枚目が一体になっているタイプもあるんだっけ?

実際にbikefridayに装着しました。ギラギラ具合がいいです。だいぶ明るくなりました。あと、緩いカーブのスパイダーが有機的とも、流動的とも思えてとても好印象です。

なんとなく、Liteproのクランクのデザインが1990年代頃のKOOKAのデザインとよく似ているのは気のせいでは無いと思えてなりません。

参照資料

Clark-Kent bikesに関する記事。



Clark Kent bike とXLR8 クランクセットの例。


写真のみ。XLR8 Clark  Kentと XLR∞クランク


写真のみ。Clark Kent crank


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